5点満点

グラフィック・キャラデザ   5/5
声優                               5/5
設定                               4/5
雰囲気                              5/5
シナリオ                                5/5 

総合                                              90/100


みなさんご存知のKeyの最新作

発表された時点で制作スタッフを見たとき感想は

・豪華な制作陣だな

・でもこれはKeyなのか

この2点を感じた人が多いのではないのか

豪華な原画陣だけど絵柄的に統一感を持たせられるのかな?
シナリオライターが新島夕だけどKeyらしさはあるのかな?
そういった懸念を持った人は結構多いのではないでしょうか。

結論からいえば全く問題ありませんでした。

・キャラデザ・グラフィック
Keyで長くやっているNa-ga先生と和泉つばす先生と永山ゆうのんさんと各々の実力と人気は折り紙付きの原画家陣ですが問題は並べた時に違和感がないか心配でした。
ですがグラフィックがいいのかプレイしてて違和感を感じるシーンは一切ありませんでした。
複数原画のデメリットはなかったです。
特に蒼の絵は好みストライクなので最高ですね()


・声優
これも良かったです。
しろはの「どすこい」は世界一可愛いツンデレヒロインです。(断言)

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蒼のチョロインは高森奈津美の使い方世界一でした。
高森奈津美のオタクとしては最高でした。安易に高音を出させてツンデレやらせてる某青春なんとかというゲームを出してる人達にやってほしいですね。
※追記:高森奈津美さんは某青春フラジャイルには出てませんね。声が似てる人は出てますが。


スクリーンショット 2020-09-20 040651
出会って3秒の出来事である


紬ちゃん・・・むぎゅむぎゅしてきた。
この手のキャラはうまくやらないとユーザーに不快感を与えたりキャラとして定型化してしまって生きたキャラじゃなくてテンプレ化してしまう可能性があるのですが紬ちゃんに関してはとてもよかった。

その他のキャラ・・・ほかのキャラもよく不快になるようなキャラもおらず良かった。


・設定,雰囲気
離島が舞台で非常にのんびりした雰囲気と逃げてきた主人公の現実逃避感
また限られたひと夏という有限な時間をまるで無限に続くかのように錯覚させられる。
そういった感じが最高にたまらなかったです。
またKey独特の空気感が過去作とは違う形で表現されているという感じでした。
これが新しい形なのかな?
スクリーンショット 2020-09-20 041032



・シナリオ
しろは√
実質メインヒロイン
このゲームはしろはルートのためにあるのです。
しろはとの出会いが物語を紡ぎそひて必ずしろはとの出会いに帰結するひと夏の恋のお話です。
壮大に感じるストーリーも本質的にはそこにあると思います。


蒼√
蒼が好きならいい話だと思います。
とても頑張るヒロインとそれを支える主人公の関係性がいい・・・・のではなくチョロインな蒼がただひたすら可愛い・・・・・。和泉つばす先生の絵と高森奈津美があってそれでかわいくないヒロインできるはずがあるだろうか、いやない(反語表現)
あと蒼√は明確な事後匂わせがあります(←ここ大事



鴎√
最高に夏休みして√ですね。
恋愛というより夏休み冒険です。
一番きれいに終わった√というイメージです。



紬√
むぎゅむぎゅしたい

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Keyの不思議ちゃん枠ですね。
ちょっとした使命を抱えてるのもまさにそんな感じ。
唯一ヒロインと主人公以外のキャラが割と深く関わっている感じですね。
ひと夏の思いでづくりって感じですね。


総評
各ルートとも一つのひと夏の物語をテーマにしているのですがそれは恋だったり冒険だったり思い出作りだったりそれぞれの物語があって飽きることがないと思います。

全ルートとてもよくできていていい話なのでぜひ皆さんにお勧めできる作品だと思います。


今度聖地巡礼する予定なので気力あったらブログにあげる予定です。