Liar-softから2019年に発売されたゲームです。
OHP:https://www.liar.co.jp/a-nh/#top
5点満点

グラフィック・キャラデザ   4/5
声優       4/5
設定       4/5
雰囲気      4/5
シナリオ     4/5
エロ            2/5


総合 78/100

プレイタイム 7時間39分


グラフィック
かなり独特の絵柄で世界観を補完してくれる。
少し抽象的な背景素材が壮大な設定にある意味の説得力を持たせてるようなそんな印象を受ける。
個人的にはかなり好みだった。


声優
特に特筆すべき点はやはり男性声優の良さが目立った。
それぞれのキャラクターを補完する役割として完璧だった。
個人的には最後のバトルシーンに主人公と会話する箱根ミリアの演技が良かったです。戦闘中なのに日常の会話を敢えてするシーンなのですがかなり見どころなのでプレイする方はぜひ見てみてください。


設定
話の内容としてはオーソドックスな宇宙SFといった感じでロボットにのって戦ったりする。
割と世界設定的にはもりもりに詰め込まれているが複雑ということはなく素直に設定が入ってくる。
いい意味でいろんな過去のいろんなSFの要素を盛り込んだといった感じの印象を受ける。
怪物が攻めてきたりバトルシープがあったりネオフェネックがいたり設定は盛りだくさんだが説明風味になることなく物語の導入が出来ているのですぐに話に入り込めるでしょう。


雰囲気
宇宙SFでバトルシーンもあり終始緊張感のあるようイメージですが案外そんなこともなく登場キャラクターのまわりで日常が展開される時間のほうが長いです。
後述しますがゲーム自体が少し短めなのもあってバトルシーン自体はそこまで多くないというか少ないのでそこを期待してる人は注意したほうがいいかもしれない。
ともあれその日常シーンのお陰でその日常を守るという目標がバトルシーンに緊張感をもたせる助けになっているのでこれはこれで良いものだと思います。


シナリオ
主人公は宇宙戦艦ではなく地上で暮らす元軍人
ヒロインは宇宙戦艦で操縦士を目指す若者といったところ。
このゲームのHPを開くと

主人公 夜鷹一蔵
ヒロイン 箱根ミリア
という雰囲気で書いてあるがこれはちょっと違います。

正確には

主人公 箱根ミリア
ヒロイン 夜鷹一蔵
です。

基本的に話は箱根ミリア視点で進行します。

ちょっと天然で真っ直ぐな箱根ミリアというキャラクターをみんな好きになるでしょう。
そのあといろいろ事件があって一蔵と出会うことになるのですが最初は寡黙でなにも喋らない一蔵に若干の不信感を覚えるのですがそのうち
バトルシープをかっこよく操縦する一蔵
園長先生としての一蔵
フロッピーに怒られる一蔵
辛いものが食べられない一蔵
パフェを頬張る一蔵
など様々な一面をみれそのギャップを好きになるでしょう。
最初与えた印象と少し違う面を見せてギャップ萌えを誘うのはエロゲーの基本ですそういった意味でも夜鷹一蔵はヒロインと言えます。



キャラクター・個別√
夜鷹一蔵
本作のヒロイン(主人公)
不器用ながら実直でいざという時とても頼りになるとてもかっこいい男です。
しかも複雑な過去がある操縦の天才。
二人で操縦するのが普通のバトルシープにだって一人で乗れちゃいます。

それはともかくこれだけは言わせてください
二人乗りが普通なのに席が一つなんだよ!!!
スクリーンショット 2020-10-02 210815

絶対このCGを乗っけたかっただけやろ!!!
と思わず突っ込みたくなりましたがそれはさておき、
箱根ミリアはいきなりこの男にこれまでの生活をめちゃくちゃにされてしまうわけですがそれも仕方ないと思えるほど魅力的な男です。


箱根ミリア
すこし天然だが素直でまっすぐな主人公(ヒロイン)です。
物語序盤で戦艦での生活を捨て封鎖区域で生きることを決意した箱根ミリアの現状を受け入れ柔軟で強くなろうとする姿をきっとあなたも気に入るでしょう。
序盤も触れましたが箱根ミリアは主人公ですがとても可愛いです。
乙女ゲームの主人公は可愛い理論と同じです。
恋する女の子を主観でみるのはとても可愛い気持ちが溢れます。
とはいってもちゃんとエロゲでエロゲ的な文脈はしっかりしているのでその点については心配不要です。


ナユタ
夜鷹一蔵と生活を共にするネオフェネックです。
攻略は不可。もう一度いいます攻略は不可。
公式サイトのキャラ紹介には欲望に忠実で我儘と書いてありますw
基本的にはその通りですが、それにはその他のキャラクターとの信頼関係ががあるからこそです。
ナユタも過去に色々あったということがほかキャラの回想シーンに出てきますが本作では詳しいことは一切語られていません。


フロッピー
ママです。スーパーAIママです。
家事ならなんでもお任せ。一蔵だって叱っちゃうママです。
でも君その体で料理や洗濯してるんだ?全くの謎です。
スクリーンショット 2020-10-02 215710

本作で一番正気なキャラです。
だってママだもん。

アメとツユ
二人は仲良し兄弟で一蔵の運営する廃楽園という施設で暮らしています。
ミリアと一蔵にとって守るべき人達です。

スクリーンショット 2020-10-02 211043
守りたいこの笑顔
とっても可愛いね。
ラストには物語の最初ずっと仲良しで離れなかったアメとツユが成長しすこしお互いに対して不満を述べるシーンがあるのですが時間の経過で成長し、赤ちゃん期越えた感じがあって非常に良かった。
やっぱ守るものがあると物語に真剣味(?)が出ます。


その他キャラクター
だいぶ曲者が多い・・・
こいつら発端でいつも問題が起きてるじゃねーかって感じ。
ただそれぞれに行動原理があるんだなーという感じで”生きてる”キャラクターでした。



エロ
実用性はないですが箱根ミリアと夜鷹一蔵が関係を深めていくところをこういったシーンで確認できるので義務ではなくちゃんと意味があるシーンになってます。

あとケモナー要素、サブヒロインのSM要素、ヒロインが初っ端に公開オナニーさせられるシーンがあるのでそのへんの表現が苦手な方は注意したほうがいいかもしれません。


主題歌・OP
とてもかっこいい
Ritaさんの歌う曲も最高だしムービーもかっこいい
貼っておくの見てきて







総評
総括・感想
箱根ミリアの人生の中の夜鷹一蔵との出会いの物語です。
壮大な世界観やそこに展開される魅力的なキャラクター達との日常。
そして物語に関わるそれぞれのキャラクターに背景が用意されており様々な想いを抱えて生きていることが分かります。
文章もテンポよく読めます。
読了感もすごくよく間違いなく面白いゲームと言えます。
壮大な世界設定の割に内容のスケールは小さいけどそこには大事なものが感じられる作品になってます。
これだけの作品の
企画・シナリオ・原画でクレジットされている七星電灯は凄いと素直に思いました。

欠点とあげるなら話の短さがあります。
上記に記述したとおりプレイ時間にして7時間半程度
ヒロインは箱根ミリア一人で選択肢、分岐なしの一本道です。
壮大で良く出来た世界観が逆に短さを感じさせる要因にもなっています。
この世界の謎っぽいところはほとんど作中で明かされることはなくあくまで一蔵とミリアのお話といった感じです。

価格的にはミドルハイで7500円ぐらいです。
個人的にはFANZAの半額セールで買ったので高いということはないですが定価で買うと考えると若干長さに対して高い気がする人もいるかもしれません。

SFが好きな人はぜひ体験版をやってみてほしいです。
そのお話にすぐ引き込まれるでしょう!!!


追記
続編で
BETA-SIXDOUZEが出ているので購入しました。
まだやってないのでやったら感想書く・・・と思う。